いま社会には、非難や否定があふれている。
しかし、非難や否定が何か新しいものを生み出す時代は過ぎ去った。
いま必要なのは、問題を解決することである。
問題を解決するためにこそ、すべての英知と経験を集約しなければならない。
そしてそれを行うのは、われわれ建設的市民である。
「建設的リベラル」とは、山積する社会課題を前に、
建設的であろうとする意志と態度を表すものである。
Not negative, but constructive.
ビジョン
「建設的リベラル」を創造する
ミッション
研究者と実践者の英知と経験を結集し、
非生産的な非難や否定をこえて、
建設的な方法で社会をデザインしていく
活動プロトコル
「イシューレイジング」と「ソーシャルアクション」を有機的に組み合わせ、社会課題の構造全体への
提言・発信・働きかけを行います。
資料公開日:2020年7月1日
提案者
橋本 努
1996年、東京大学大学院総合文化研究科相関社会科学専攻博士課程単位取得満期退学、1999年、学術博士。シノドス国際社会動向研究所所長(2017年~)。
新しいリベラルの可視化に向けての社会調査と分析を統括する。専門は社会哲学。著書に『社会科学の人間学』(勁草書房)、『帝国の条件』(弘文堂)、『経済倫理=あなたは、なに主義?』(講談社)、『自由原理 来るべき福祉国家の理念』(岩波書店)など。
坂口 緑
1968年東京生まれ。2000年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部教授。
専門は、市民社会論、生涯学習論。デンマークのノンフォーマル教育機関やNPOについて調査している。主な著書に『テキスト生涯学習新訂2版』(共著、学文社、2020年)、『ボランティア活動をデザインする』(共著、学文社、2013年)など。雑誌『ソトコト』にコラム「ソーシャル系大学案内」を連載中。
嵯峨 生馬
民間シンクタンク研究員を経て、2005年、日本におけるプロボノの草分けとして「サービスグラント」の活動を開始。2009年にNPO法人化、代表理事に就任。幅広い企業・行政等と連携しながら、NPO・地域団体等の基盤強化を支援。現在、東京および関西を拠点に6,500名以上のプロボノワーカーの登録を集め、累計1,000件以上のプロボノプロジェクトの運営実績を有する。著書に『プロボノ ~ 新しい社会貢献、新しい働き方』(勁草書房 2011年) 他。